【動画あり】アスファルトシングルの屋根材が日本で普及しない理由とは！？
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今回は屋根材の種類のひとつであるアスファルトシングルに関する動画です！
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今回はとある屋根材に注目した内容となっております。
その屋根材とはズバリ…アスファルトシングルです！
アスファルトシングルはコストや耐用年数の面でみても、屋根材として使用されることが多いスレート瓦とあまり差は無いのですが、実は日本でのシェア率はわずか6％となっております。
ですがアメリカや北米では約100年以上前から使われている屋根材であり、そのシェア率は80％を超えるといわれています！
それなのになぜ日本ではこんなにも普及が進まないのでしょうか？
そもそもアスファルトシングルとはガラス繊維をアスファルトでコーティングして、表面に石粒を噴きつけてある柔らかい板状の屋根材です。
スレートは硬いため、屋根の湾曲している部分などには使えないことが多いのですが、その点アスファルトシングルは柔軟性がありシート上で加工もしやすい屋根材となっていますので、曲線がある屋根にも使用できます。
重量の面でもスレートの2分の1と非常に軽く、家への負担も小さく耐震性が高いうえに先に挙げたように柔らかい素材なのでスレートでよくみられるひび割れが発生する心配も少ないです。
また、ガルバニウム合板などの金属屋根と比べても、金属を含まないため当然ながら錆びることもありません！
そのうえ表面の石粒のおかげで防音性能に関してもスレートよりも高く、防水紙として使われるアスファルトルーフィングと構造自体がよく似ており、実際の施工ではまるで防水紙を二重に貼ったような形になるので耐水性も充分といえます。
しかし軽量で耐震性が高いというメリットの反面、強風の影響により飛ばされやすいのがデメリットの一つと言えます！
また、表面の石粒が剥がれ雨水が流れる樋に蓄積したり、湿気に弱いという点からコケやカビも生えやすいです。
以上のように地震大国でありながら梅雨があり台風被害も多い日本では、このような理由から普及があまり進んでいないのではと考えられます。
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