【四條畷市】『ウレタン』防水工事の施工時の注意すべきこととは…… |四條畷 門真 寝屋川 外壁塗装・屋根塗装 アビリティペイント
2019.09.28 (Sat) 更新
前回のブログで説明した、『ウレタン』防水工事の注意すべき点がいくつかございますので、
今回はそのご紹介をしたいと思います。
前回のブログはこちら
ウレタン防水工事は、確かな知識と豊富な経験、そして技術が問われる工事の為、施工を行う業者によって仕上がりの良し悪しが分かれます。
工事現場というものは、全て同じ劣化状況や環境でもなく、撤去をしてみたら予定していた工法では対応できずに、工法を急遽変更したり、
いざ、工事を開始したら、予想にもしていなかったことが起きてしまうのは日常茶飯事です。
その度、臨機応変に対応できる知識や経験、工事の施工を行うにあたっての技術は、ほんの数年で培えるモノではありません。
今回は、その中でも初歩的な注意点をご紹介させて頂きます!!
ウレタン塗膜防水の注意点
【ウレタン防水材の混ぜ合わせ】
ウレタン防水材は、主剤と硬化剤と二液タイプの塗料が主で、
施工を行う際には、その二つの液を決められた分量で量り合わせ、
更に希釈率も計算してから、撹拌機を使用してしっかりと攪拌しなくてはいけません。
ウレタン防水材は最終的に硬化する性質ですので、塗布量を守り、一度の施工で使いきれる分量を、気温や塗布速度を計算して
硬化が始まる前に使い切らなくてはいけないため、外壁塗装・屋根塗装と同じで、一回一回決まった材料を作る必要があります。
その為、多く塗料を作ったとしても、塗料が固まってしまう為、作り置きをする事も出来ず、一度の使用分量が足りなければ工程が増えてしまいます。
また、主剤と硬化剤の分量を間違えたり、攪拌が不足していると硬化不良が起き
全面撤去、最初の工程からやり直しを行う事となり、更に工程が増え 工期も伸びてしまいます。
常に計画的に材料を作る技術と知識が必要なのです。
【ドレン(排水溝)周り】
防水工事を施す際に、注意が必要な箇所はドレンと呼ばれる排水溝周りです。
ドレンが詰まってしまうと、雨水の排水が出来なくなってしまいますので、
オーバーフローや防水層の劣化が進み、防水効果が激減します。
施工中には、防水材がドレン内に塗料が流れ込んだり、回りに塗料が付着しないよう
しっかりドレン養生を行った上で、気を付けながら工事を行ってきます。
また、ドレン廻りは水が溜まりやすく、ほかの防水箇所と比べ 防水層の劣化が早いので
補強用クロスを入れたり、厳重に防水処理を行っています。
【トップコート】
ウレタン防水層の最大の弱点は、外壁塗装・屋根塗装と同じく、紫外線に弱い という点です。
いくら防水工事を施したとしても、その上に保護塗料であるトップコートを塗布しなければ
紫外線により すぐ劣化が始まり、施工後間もなく防水機能の役割を果たさなくなってしまいます。
トップコート自体には防水機能がありませんので、トップコートだけを塗布しても見栄えが綺麗になっても意味がなく、
ウレタン防水材とトップコートが合わさって初めて、しっかりした防水層となります。
この最後の一手間を加えてあげるだけで、耐久性が変化し
防水材本来の機能を十分に発揮することができます。
以上が防水工事での注意すべき点です。
次回は先ほども少し触れた【トップコート】についてもう少し詳しくお話していこうかなと
思いますので、ぜひ次回のブログも見てくださいね!!
最後まで見て頂きありがとうございました!!
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